水曜日に行われたチャンピオンズリーグ・マルメ戦を主要な統計データから分析してみよう。また、アンドレアス・クリステンセンのチェルシー初ゴールについても詳しく紹介したい。

マルメ戦は、予想通りの一方的な展開だった。マルメが2本のシュートを放ったのに対し、ブルーズは20本のシュートを放ち、73%のポゼッションと90%のパスを成功させたのに対し、ビジターのパス成功率は66%だった。

また、タックル、コーナー、空中戦、インターセプト数、ドリブル成功数もチェルシーが相手を上回った。チェルシーの選手がボールを奪われたのは2回だけで、スタメンのうち枠内へのシュートがなかったのはセサル・アスピリクエタだけだった。

9分にアンドレアス・クリステンセンが先制する前に、すでにベン・チルウェルとロメル・ルカクは枠内へシュートを放っており、このブルーズのハイテンポなスタートが試合展開を決定づけた。

試合をコントロールしたジョルジーニョ

マルメは3-5-2のフォーメーションを採用していたが、チェルシーがボールを支配し、テリトリーを確保したことで、その戦術は無駄なものとなった。ブルーズの3バックがそれぞれ中盤に上がることで、ルカクの両サイドにメイソン・マウントとティモ・ヴェルナー(負傷前)を配した3-4-3のフォーメーションに戻ってもピッチ上で劣勢になることはなかった。

その結果、ジョルジーニョは104回という試合最多のボールタッチ数を記録し、試合の主導権を握った。試合全体の9%はジョルジーニョがボールを持っていたが、これはチアゴ・シウバに次ぐ数字であり、ディフェンス以外では最多となる72本のパスを成功させた(成功率は88%)。

PKを決めただけでなく、彼が選手を引きつけることで、エンゴロ・カンテやマウントのためにスペースを作り、時には深くまで下がってプレーに参加した。この2人のMFは5回のチャンスを作り、4回のシュートを放った。

サブメンバーの活躍

ハーフタイム前にルカクとヴェルナーが負傷してしまったのは、もちろん非常に残念なことではあったが、このところ出場機会の少なかったカイ・ハフェルツとカラム・ハドソン=オドイの2人にチャンスが巡ってきた。トゥヘル監督も彼らの活躍には満足しているだろう。

ハフェルツはハーフタイム直後に決めた見事なゴールを含め、試合最多の4回のシュートを打った。これは、ハドソン=オドイのスピードとドリブル能力のおかげであり、彼は自陣からボールを運び、スルーパスをハフェルツに送った。

ハドソン=オドイは19本のパスのうち18本を成功させた。また、マルコス・アロンソは25分間の出場で3回のチャンスを作った。今回もブルーズの層の厚さを強く示す内容となったと言えるだろう。

38度目の正直

しかし、この夜はクリステンセンのものだった。チェルシーでのデビューからちょうど7年、136試合目にして、センターバックのチアゴ・シウバのお膳立てで、見事なボレーシュートを決め、チェルシーでの初ゴールを決めたのである。

クリステンセンにとっては、チェルシーでの38本目のシュートであり、枠内への7本目のシュートであった。残りのシュートのうち、4本がブロックされ、27本が的を外れ、2本がポスト・バーに当たっている。

クリステンセンは今シーズン絶好調で、あとはゴールを決めるだけだった。マルメ相手の初ゴールは、彼にとっても満足のいくものだったに違い。これでブルーズは今シーズン14人の異なる選手がゴールを決めたことになる。そして、ジョルジーニョが15人目になったのはそのすぐ後のことだった・・・。