アウェーでバーンリー相手に4-0で勝利したチェルシー。特に後半は圧倒的な展開となったが、統計によると、サイドでの争いが全く異なる戦術をとった2チームの対戦を決めるのに重要だったようである。

ブルーズは後半の力強いパフォーマンスにより22分の間に4ゴールすべてを決め、プレミアリーグで3連勝、3試合連続のクリーンシートを達成した。

また、その得点源も大きく、カイ・ハフェルツが2得点で11月のスタンフォードブリッジでのバーンリー戦以来、プレミアリーグで初めてネットを揺らした。

また、リース・ジェイムズは負傷による2ヶ月の離脱を経て12月以来の先発出場を果たし、先制点とハフェルツの2点目をアシスト、クリスチャン・プリシッチもゴールとアシストを決めて、ますます好調ぶりをアピールした。

勝負を決めたウイング

攻撃は、いつもよりピッチに均等に展開されていたが、やはりサイドからのプレーが多かった。先発復帰したジェイムズのゴールとアシストが話題になったが、実はチェルシーが最も多く攻撃したのは、38パーセントを占めたサウール・ニゲスのいる左サイドだった。

プリシッチ、ハフェルツ、メイソン・マウントの前線3人は常にポジションを入れ替え、交互に左サイドに流れて数的優位を作り出し、サウールをアシストしていた。特にプリシッチは、巧みな走りでバーンリーの守備陣を占拠し、マークする相手を中に引きずり込んでサウールのためのスペースを作ることに全力を尽くした。プリシッチは10回のドリブルを試みたが、これはピッチ上の他の選手の3倍以上であり、次に多かったのはエンゴロ・カンテの3回だった。

一方、バーンリーはサウールのウイングバックとしての経験不足を突くために、右サイドを押し上げ、ストライカーのジェイ・ロドリゲスだけがピッチ上で平均して右サイドのアーロン・レノンとコナー・ロバーツより高い位置を占めた。実際、フルバックのロバーツはセンターフォワードのボウト・ベグホルストよりも長い時間、前線でプレーしていた。

17本のクロスのうち11本が右サイドからのものであったにもかかわらず、この戦術はクレッツにとってそれほど成功したとは言えない。実際、17本のクロスのうち、バーンリーが拾ったのは2本だけで、しかもレノンとロバーツが放ったものはない。その代わりに、サウールがボールを持つ自由を手に入れ、ブルーズの選手の中で最多の15本のクロスのうち6本を供給した。

解決策を求めて

11本のシュートはすべてオープンプレーからのものだったが、特に前半の膠着状態を打破するために、遠くからゴールを狙っていたのは明らかで、シュートの半分以上(55パーセント)がペナルティエリアの外からのものだった。これに対し、バーンリーのシュートの67%はエリア内からだった。

ブルーズがいつもより早くゴールを目指した理由のひとつは、バーンリーが深く守ってペナルティエリアへの侵入を阻もうとしたことだ。それは、中・長距離シュートのうちGKニック・ポープがセーブしたのは1本だけで、他の5本はすべてゴールに到達する前にディフェンダーに阻まれたという事実が示している。

アントニオ・リュディガーの3本のシュートは、ピッチ上のどの選手よりも多く、この距離からのシュートへの意欲は、ある意味、予測できないスタッツを生んだ。しかし、そのうちの1本しか的中しなかった。同じドイツ人のハフェルツが最多の2本を放ち、その両方がゴールだったのと比べると、その差は歴然だ。

ハフェルツは2本のシュートしか打たなかったので、シュート成功率100パーセントという驚異的な数字を叩き出した。後半になると、この傾向はさらに強まり、4つのゴールはすべて18ヤード以内から、ハフェルツの2つのゴールを含む3つのゴールは6ヤードボックス内からのものであった。

対照的なスタイル

バーンリーは、相手にポゼッションを許すことをよしとせず、独特のダイレクトなスタイルでカウンターを狙ったり、セットプレーに頼ったりするチームとして知られている。土曜日の試合も同様で、4本のシュートのうち半分がフリーキックかコーナーからのものだった。

チェルシーのパス回数は812本、バーンリーのパス回数は307本と、その差は歴然としている。チェルシーのパスは812本、バーンリーのパスは307本だった。ブルーズの全パスのうち738本はショートパスだった。

クラレッツのダイレクトなアプローチとチェルシーの忍耐強いビルドアップの対比は、バーンリーの平均ポゼッションがパス3本であるのに対し、チェルシーは8本であることに集約される。