スタンフォードブリッジでの悔しい一夜となったエヴァートン戦、チェルシーは終始ゲームを支配したが引き分けに留まった。この試合をデータから振り返ってみよう。

試合開始直後から一方的に攻め続けたブルーズは、後半にリース・ジェイムズから右サイドでパスを受けたメイソン・マウントが相手GKジョーダン・ピックフォードをかわしてゴールを決めた。チェルシーが勝ち点3を取っていても、トフィーズはほとんど不満を抱かなかったことだろう。

しかしエヴァートンは、FKからジャラッド・ブランスウェイトがゴールを決め、同点に追いついた。

これがフットボール

このところ、自分たちのパフォーマンスに見合った結果を出せずに試合を終えることが多いためよく耳にする言葉だが、今回もそのような感じだった。

試合後、トーマス・トゥヘル監督は、もし幸運がもう少し我々に味方してくれていたら、3-0で勝利していたかもしれないと語っていたが、彼に反論するのは難しいだろう。実際、ゴール期待値を比較すると、まさにそのようなスコアラインになるはずだった。

マウント、ハキム・ツィエク、クリスチャン・プリシッチの攻撃陣3人がエヴァートンのディフェンスに多くの問題を引き起こしたからだ。

このトリオは23本のシュートのうち13本を放ち、ツィエクとプリシッチはそれぞれ4回のドリブルを成功させ、相手ディフェンスを崩した。彼らの数字を上回ったのはルベン・ロフタス=チーク(7回)だけだった。

さらに、データはいかにブルーズが試合をコントロールしていたかも示している。シュート数はチェルシーが23本に対しエヴァートンはわずか5本、枠内は10対3だった。

さらに、ポゼッションではブルーズが80%に至り、パスも777本対194本と一方的な展開だった。チアゴ・シウバだけで149本のパスを記録している。

メイソンの脅威

この試合は、エヴァートンのGKジョーダン・ピックフォードとイングランド代表のマウントの個人戦になるのではないかと思われることもあった。マウントは6本のシュートを放ち、そのうち4本が枠内でこの試合最多となった。一方のピックフォードも好調で、9つのセーブを見せた。

この試合は、エヴァートンのGKジョーダン・ピックフォードとイングランド代表のマウントの個人戦になるのではないかと思われることもあった。マウントは6本のシュートを放ち、そのうち4本が枠内でこの試合最多となった。一方のピックフォードも好調で、9つのセーブを見せた。

しかし、マウントは後半にゴールを決め、プレミアリーグ4試合連続ゴールという快進撃を続けている。チェルシーでは史上最年少の22歳と340日でこの偉業を達成した。

さらに、ここのところリーグ戦6試合で7ゴールを挙げ、ジョルジーニョを抜いてリーグ・カップ戦合わせてのチーム得点王となった。

ワイドなプレーも見返りはなし

エヴァートンがピッチの中央を固め、ブルーズを抑え込もうとする中、攻撃の脅威はサイドポジション、主に右のジェイムズ、左のツィエクと攻撃的なアントニオ・リュディガーのコンビからもたらされた。

試合の大半でプレーのバランスが取れていたのは、表向きはセンターバックであるこのドイツ人選手が、代役のトレヴォ・チャローバと同様に敵陣でより長い時間を過ごしたからだ。3バックの残り2人、セサル・アスピリクエタとチアゴ・シウバはより低い位置に留まった。一方、エヴァートンの11人の選手のうち、自陣よりチェルシーのハーフにいる時間が長かったのは3人だけで、しかもほんのわずか上回っただけだった。

そして最もチャンスをつくる可能性が高いと思われたのは、ジェイムズだった。マウントのゴールをアシストしただけでなく、このウイングバックの6本のキーパスは他の選手の2倍で、ツィエクが2番目の3本だった。

また、ジョルジーニョと3バック以外の誰よりもボールタッチが多く、5本のクロスはマウントの7本に次いで多く、この2人が右サイドでコンビを組んでいた。しかし、残念なことになぜか勝利を手にするには十分ではなかった。