10人による見事な守備で勝ち点1を得た土曜のリヴァプール戦をデータを基に振り返ってみよう。
カイ・ハフェルツのヘディングシュートでチェルシーが前半をリードしたが、VARの判定で相手にPKが与えられ、モー・サラがそれを決め、さらにリース・ジェイムズがハンドで退場処分を受けたことで、試合は一転した。
空飛ぶカイとハーフタイムの交代劇
トーマス・トゥヘルはカイ・ハフェルツの能力を最大限に引き出す方法を知っているのだろう。チェルシーとリヴァプールの対戦では、ハフェルツが再び輝きを放ち、アンフィールドでの先制点を決め、レッズのディフェンスを脅かす鋭いプレーを見せた。
これでトゥヘル体制下での通算5ゴール目となり、この期間にハフェルツより多くのゴールを決めたのはメイソン・マウントだけとなった。
リース・ジェイムズがレッドカードを受けたため、ハーフタイムにはハフェルツが交代し、マテオ・コヴァチッチとチアゴ・シウバが投入され、1人少ない中での戦いにもかかわらず、ブルーズに確固たる決意をもたらした。
お手本となるチェルシーの守備
コバチッチとチアゴ・シウバの投入は、リヴァプールの11人を相手にブルーズがいかに強固であったかを象徴している。
特にブラジル人DFは、4つのインターセプトと2つのタックルでサラーとサディオ・マネの攻撃を阻止し、経験とノウハウを示した。
また、クリア7回を記録したアンドレアス・クリステンセンと、タックルとインターセプト3回ずつで重要な役割を果たしたパートナーのトニ・リュディガーにも大きな賞賛を送りたい。
アスピが記録達成
コストパフォーマンスに優れた選手として、アスピリクエタに匹敵する選手がいるだろうか?チェルシーのキャプテンであるアスピは、プレミアリーグ通算300試合目の出場となったリヴァプール戦で、9回のクリアと6回のタックルという素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。
32歳の誕生日を迎えたばかりのアスピリクエタはアウェーに遠征に来たチェルシーファンに感謝の意を伝え、そしてファンも彼に対して賛辞を送った。