試合の統計をもとに、フォーメーション変更やリース・ジェームズの役割など、レスター戦の戦術的なテーマを分析する...

当然ながら、レッドカードが試合を大きく変えた。28分にコナー・ギャラガーが立て続けに2度警告を受けて退場となるまでは、チェルシーのポゼッションは70%にのぼり、唯一の枠内へのシュートを放ち、最終的にはオフサイドとなって取り消されたPKを獲得していた。

10人になってからは、34%となりレスターにポゼッションを譲り、サイドをより多く利用しようとした。

ギャラガーの退場を受け、トーマス・トゥヘル監督はルベン・ロフタス=チークをジョルジーニョの横に置いて、4-2-2-2から4-2-1へと変化させた。ハーフタイムにセサル・アスピリクエタを投入し、リース・ジェイムズとマルク・ククレヤがウイングバックとなる3バックに戻すまで、この状態が続いた。

この作戦が功を奏し、チェルシーはこの試合最高の時間帯を過ごす。ラヒーム・スターリングが2得点、最初の得点はククレヤのパスから、さらに2点目はジェイムズの見事なお膳立てがあった。その間に、スターリングはポスト直撃のシュートも放ったが、その時もアシストはククレヤからだった。

自信と冷静さを持ち合わせるジェイムズ

トゥヘル監督は試合前、ジェイムズの多才ぶりを語っていたが、この22歳の選手は、なぜ彼が国内最高の若い才能の一人とみなされているのかを、またもや証明した。前半の右サイドバック、後半の右ウイングバック、3バックの右サイドなど、どのポジションでプレーしてもその潜在能力をいかんなく発揮したのだ。

ボールキープ時間でジェイムズに並ぶものはいなかったし、1人少なくなってもボールを保持しようという姿勢を崩さなかった。さらにパスの精度も高く、ジョルジーニョと同じ91%という素晴らしい完成度を誇った。

リースのアシストは、彼が出した2本のパスのうちの1本であり、2本放ったシュートのうちの一つはポストを直撃した。

その他に活躍した選手

個人として印象的だったのは、彼だけではない。もちろん、1時間以上10人でプレーするには、集団の意志と規律が必要だが、相手の脅威を鎮めるための傑出したパフォーマンスも必要である。

チアゴ・シウバもその一人で、終盤にはスタンフォードブリッジの観衆から惜しみない拍手を浴びた。5回のタックル成功は、6回成功したユーリ・ティーレマンスに次ぐもので、空中戦でも4回勝利し、前線で活躍したカイ・ハフェルツと並んでゲーム最多の数字となった。

エドゥアール・メンディは、レスターのシュート5本のうち4本をセーブした。その効率性は、以前からゴール前での安定したプレーを要求していたトゥヘル監督を喜ばせたことだろう。一方、攻撃面では昨日チェルシーが放った7回のシュートのうち、2回が得点、2回がポスト、もう1回が枠内だった。

セットプレーからの解決策

チームとして、レスターよりも多くのタックルと空中戦に勝ち、ほぼ2倍のクリアを記録した。その身体的な強さは、技術的、戦術的な巧みさに裏打ちされていた。

ギャラガーのレッドカードの後、チェルシーはわずか5つのファウルしか犯さず、セットプレーの場面での相手の脅威を制限した。トッテナムやリーズにゴールを許した後、トゥヘル監督はこの点を改善しなければならないと語っていた。だから、昨日のレスターの11のCKのうち9回ファーストボールを奪ったブルーズの選手たちを見て、彼は満足しているだろう。

次に、トゥヘルは自分たちのコーナーからもっと脅威を与えたいと思うだろう。ククレヤのミスはレッドカードにつながったが、幸いにもブルーズにとって悪い意味で決定的なものにはならなかった。