チアゴ・シウバがチェルシーとの契約を1年延長し、ロンドンで2022/23シーズン終了時までプレーすることになった。

2020年夏にPSGから移籍してきたチアゴ・シウバは、その年齢をものともせず、チャンピオンズリーグでの初優勝を含め、1シーズン目からスタンフォードブリッジで成功を収め続けている。今シーズンも彼はトーマス・トゥヘルにとって不可欠な存在として非常に高いレベルのパフォーマンスを維持しており、チェルシーのファンからも根強い人気を誇っている。

今季の試合出場数はすでに22となり、ディフェンスの中心で持ち前の落ち着きと戦術眼を発揮している。現在37歳のシウバは、トッテナムやウェストハムとのアウェー戦でもゴールを決め、ベルファストではビリャレアルを破りスーパーカップも獲得した。

今シーズンはまだ5つのトロフィーが残っているため、それが最後の獲得タイトルではないことを望んでいることだろう。

チェルシー取締役のマリナ・グラノフスカイアは、「チアゴ・シウバの経験、リーダーシップ、パフォーマンスは、これまでも、そしてこれからもこのチームにとって非常に重要なものであり、彼の契約をもう1年延長できることは非常に喜ばしいことです」と契約更新について語った。

「今シーズン、そして来シーズンの躍進を目指す中で、ピッチ内外でこれまで与えてきた継続的な影響力を、今後より一層発揮してくれることを期待します。」

契約延長にサインをしたチアゴ・シウバは、「チェルシーとプレーできることは、本当に喜ばしいことです。この素晴らしいクラブで3年間もプレーできるとは思っていなかったので、もう1シーズンいられることがとても嬉しいです」と語った。

「また、このような機会を与えてくれた家族、クラブ、マリナ、そしてアブラモヴィッチ氏に感謝の言葉を述べたいと思います。これからも、このクラブと、自分が来てからずっとそばにいてくれたサポーターのために、すべてを捧げたいと思います。」

「ファンだけでなく、選手、スタッフ、クラブ全体とこのような関係を築けることは素晴らしいことです。世界で最も重要なリーグで、このレベルでプレーし続けられるよう、全力を尽くしていきたいです。」

チアゴ・シウバの新契約は2022/23シーズンの終了までで、その途中にはブラジル代表としてカタールで行われるワールドカップに出場することも期待されており、予選でもセレソンのレギュラーとして活躍を続けている。

また、チアゴ・シウバは、昨日のリヴァプールとのドローの試合でチェルシーでの試合出場数を56に伸ばしている。