バーンリー戦を前にマッチデー・プログラムのインタビューで、チアゴ・シウバはPSGに続きチェルシーでもトーマス・トゥヘルの下でプレーすることを歓迎し、シーズン残りの抱負を語った。
シウバは2年間PSGでトゥヘルの下プレーし、フランスで様々なタイトルを獲得、更に昨季はチャンピオンズリーグ決勝進出を果たした。
フランク・ランパードの解任に対しては複雑な想いがあるだろうが、トゥヘルの就任は彼のように長いキャリアを持つ選手にとっても、サッカーでは常に新しいことがあることを示しているという。
「今まで新監督として迎えてきた監督たちはそれまでに一緒のチームで仕事をしたことがなかった人ばかりだったから、既に知っておりいい関係を築いていたトゥヘル監督が来たのは過去に経験したことのないユニークな1週間だった」と日曜日のバーンリー戦前に発売されたチェルシー公式マッチデー・プログラムのインタビューで語ったシウバ。
「トーマス・トゥヘル監督の下パリでチャンピオンズリーグ決勝進出を含み、最高の2年間を過ごすことができた。昨シーズンはPSGの全員にとって素晴らしいシーズンとなった。だから彼がここに来るのは自分にとって特別なことだ。」
「これまで新監督とは、それまで一緒に仕事をしたことがなかった。だからランパードが去って悲しいと感じる一方で、トゥヘルが就任したことを喜んでいる自分がいる。彼らとはどちらもいい関係を築くことができた。これから先に進むにあたって、不調から脱出する必要がある。トゥヘルが全ての面でチームを改善しいい結果が得られることを願っている。周りのチームも見渡してもチェルシーのレベルには至っていないし、もっと上を目指さないといけない。」
2020/21シーズンはまだ半分が終了しただけで、これからリーグで順位を上げるチャンスは十分にあるだろう。更にチャンピオンズリーグではラウンド16があり、FAカップも残っている。
新監督のことを熟知しており、チェルシーでもチームメイトのことをより深く理解し始めているシウバは、シーズン後半より良い成績を収められると信じている。
「何よりもこのチームのポテンシャルを信じることが、希望やモチベーションを与えてくれる。今はリーグ後半戦でより多くの試合に勝つというモチベーションが非常に高い。シーズン終盤にリーグ戦やチャンピオンズリーグでタイトル争いに絡めることを願っている。目標が高すぎるように見えるだろうが、自分たち自身を信じない限り結果は出ないだろう。だからトレーニングに集中し、自信を取り戻すことが大切だ。」