マンチェスター・シティに3連勝し昨年PSGで逃したチャンピオンズリーグのトロフィーを獲得したトーマス・トゥヘルが笑顔で試合を振り返った。

「決勝に2回到達したことに感謝している。今回は違う感覚だった。みんなにも言ったが、試合が近づいても緊張することがなかった。」

「この試合に勝つためにトップクラスのパフォーマンスと結束力が必要だった。それができたしこの瞬間をこのチーム、スタッフ全員、毎日コブハムでサポートしてくれる人たちと共に過ごせることが非常に嬉しい。チームは彼らのために闘った。大きな努力が必要だった。難しい時間帯や危険な時間帯も素晴らしい姿勢で乗り越えた。チアゴ・シウバに代えてアンドレアス・クリステンセンを投入することになり簡単ではなかったが、勇敢に戦ってくれた。相手のプレッシャーから逃れることが難しかった時間帯も布陣を崩さず積極的にプレーし続けた。」

ペップ・グアルディオラがフェルナンジーニョを先発させなかったことに関して驚きを見せたトゥヘルだったが、全体的にチェルシーがサイドから攻めることは予想されていた。

「シティは非常に攻撃的で戦術的にも優れている。ボールを取り返すことは非常に難しかった。」

「アスピとトニが前に出て中盤の選手たちをサポートすることが非常に大事だったし、前線の5人がブロックとして動くことも重要だった。自分たちのことを信じて強い結束力を見せることが必要なことはわかっていたし、それを実行できた。ボールを奪いこぼれ球を拾うことで危険なカウンターを仕掛けることができ、それが自身と繋がった。そこからは最後まで厳しい試合だった。」

シティ相手にプレスをかけ続け同点弾を決めるチャンスを与えなかった守備陣を特に高く評価するトゥヘル。

「チェルシーは本当によく守ることができる強いグループで、守備はサッカーにとって非常に重要な部分だ。一緒にプレーする非常に強い団結力があり、プレッシャーの中でも高いパフォーマンスを発揮できる。これがチェルシーのレベルで、お祝いの時間が終わってこの経験すべてを消化したら、成長しより良いチームになるように取り組み始める。若い選手の多くがこの大きな成功を掴むことができた。彼らにとって貪欲で次のトロフィーを狙うのは大きな挑戦となるだろう。」

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