自身初となるFAカップ決勝での敗北を経験したトーマス・トゥヘルは、1-0の敗北の要因としてレスターのゴールの質の高さとメイソン・マウントのチャンスを阻止した相手GKのスーパーセーブなど、運に恵まれなかったことを強調した。

チェルシーのパフォーマンスを部分ごとに見てみると、攻撃面ではもっとできた部分もあったが、全体的には大きな不満はなかったという。しかし、彼はまずこの試合でのブルースの運のなさを嘆いた。

「この試合でのチームのパフォーマンスは勝つために十分なものだったと思う。今日は単にアンラッキーだっただけで、このレベルで勝つためには運が必要だということだ。流れを掴み、細かい部分や判断力が必要となる。チームはは非常によく守っていた。ヨーロッパでもトップクラスのカウンター攻撃を仕掛ける相手に対して高い位置でプレスをかけ、カウンターのチャンスを与えず許さず、チャンスらしいチャンスを与えなかった。チームの運動量とプレーの激しさには非常に満足しているが、前半はいくつかの場面ですぐに攻めようと焦りが出た。その結果、無駄にボールを失ったり正確性を欠くことがあった。2対2や3対3の状況ではもっとチャンスを作れたはずだ。前半のアスピリクエタのチャンスが試合全体で最大のチャンスだったかもしれない。後半はさらに高い位置で完全に試合をコントロールした。」

「何もないところからゴールを奪われた。素晴らしいゴールだったが、運が良かったこともある。そしてメイソンのチャンスではシュマイケルがスーパーセーブを見せたし、オフサイドもほんの僅かのものだった。決勝ではトロフィーを獲得できる保証はない。今日はチェルシーが勝つべきだったと思うが、運がなかったことを受け入れるしかない。」

ディフェンスではリース・ジェイムズがCBでプレーした。これについて次のように説明するトゥヘル。

「リースとアスピがポジションをスワップしたのはジェイミー・ヴァーディがその位置からカウンターを仕掛けるからだった。リースのフィジカル、瞬発力、そしてトップスピードで彼を抑えたかった。そして経験と個性のあるアスピは高い位置でプレーすることで、リースよりもリスクを冒すと考えた。アスピが最初のゴールを決めていれば、そしてボールが逸れなかったらいい采配だったと言われていただろう。」

ユーリ・ティーレマンスのゴールは相手のハンドから生まれたというコメントに対して

トゥヘルはそのプレーを見ていなかったというが、彼のアシスタントと選手たちはスクリーンからハンドであることを確認したという。

「アーセナル戦でもゴールラインでハンドがあったが、VARは何もしなかった。しかし正直言ってもうハンドのことはよくわからない。いつハンドなのか、いつハンドではないのかわからない。だからこのような判定は少し運が必要になる。だけどプレーを見ていないからコメントも自分の考えも言うことができない。」