オウンゴールによりアストンヴィラに先制されたものの、その後3得点で試合をひっくり返したチェルシー。トーマス・トゥヘル監督は、後半開始からロメル・ルカクを投入したことを含め、試合の展開について振り返った。

ルカクはチーム2点目を決め、さらにジョルジーニョがPKを決めてブルーズが3-1で勝利した。トゥヘル監督は、ハーフタイムにルカクと交わした言葉をこう振り返った。

「私は彼に、45分間プレーできるかどうか、正直に言ってくれと話したんだ。彼はイエスと言ったから、よし、45分間プレーしてこいと言ったんだ。」

「彼がチームの中で極めて重要な選手であることは間違いない。一人一人の選手が大事なのは当然だけど、彼がキープレーヤーであることは疑いもない。最後に先発したのは10月で、それはプレーの質の問題ではなかったし、彼をスタメンで起用しない方がよかったというわけではない。」

「そうではないんだ。彼は不運なことに怪我をしてしまい、復帰を目指す間にコロナに感染してしまい、再び10日間の休養を取り、その後コロナの症状に悩まされた。今日はコンディションからもメディカルスタッフのアドバイスからも45分間プレーできる状態ではなかったけど、リスクを冒してでも、より攻撃的な選手として起用しようと考えた。もちろん、今日うまくいったことは嬉しい。」トゥヘル監督は、最初のPKを獲得し、ルカクのゴールにつながるクロスを上げたカラム・ハドソン=オドイを、コンディションが万全でないにもかかわらず試合にインパクトを与えたもう一人の選手として取り上げた。他の選手の負傷により、当初の予定とは異なり彼は90分間プレーすることになった。「今日のハドソン=オドイは素晴らしかったと思うし、無理してフル出場してくれた。今日は素晴らしかったと思う。元々は45分から60分間が限度でフィジカルスタッフのアドバイスを上回る出場時間だったけど、彼はトレーニングでいい動きを見せていたからピッチに立たせたかったんだ。ハキム・ツィエクは1回しかトレーニングしていなかったけど、カラムは少なくとも2回半は参加できたから彼を起用することにした。彼は今日、いくつもの障害や逆境を乗り越えてくれた。ビッグマッチでとても重要な試合だった。彼はコロナ感染から戻ってきたばかりだから、リスクは大きかった。」

特に後半は、戦意を喪失しかねないビハインドを、チーム全体として逆境を乗り越えて支配していった。「とても大きな勝利だった」と認めるトゥヘル。「選手たちは疲れ切っている。努力は大きかった。試合序盤は苦戦して十分に鋭いプレーができなかった。巧みなプレーで逃げ切ろうとしたが、鋭さや集中力において、最後の1パーセントが欠けていた。それでもヴィラにはチャンスをほとんど与えなかったけど、オウンゴールで先制されてしまった。だけど、その後の反応は良かったし、後半はもっと良くなった。」

「チェルシーの2点目の後、10分間はアストンヴィラの反撃に少し苦しんだけど、その後は再び試合をコントロールし、カウンターアタックでビッグチャンスを得た。これには非常に満足している。」

しかし良いニュースばかりではなく、チアゴ・シルバとエンゴロ・ゴロ・カンテが後半に負傷して退場し、水曜日のブライトン戦での出場は絶望的となった。

「エンゴロはユヴェントス戦で負傷したのと全く同じ部分を痛めてしまった。チアゴはハムストリングスの痛みで退場したけど、怪我する前に交代できたことを願っている。また水曜日には新しいチーム、強いチームを準備できるようにしたい。」