FA杯4回戦ハルとのゲームで決勝ゴールを決めたフィカヨ・トモリ。FA杯を勝ち取ることは彼自身、チームにとっても大きな野望だと語った。
アウェイでの戦いをバチュアイのゴールでリードし、前半を優位に進めたチェルシー。後半に入るとハルが盛り返しを見せるが、トモリがゴールを決めて2-0とした。トモリも1年のローン経験があるハルはその後1点を返して同点弾を狙っていたが、そのまま2-1で試合を終え、チェルシーが次のラウンドへと進んだ。
「ハルが後半追い上げを見せてくることはわかっていたよ」後半に入り、押し込まれる展開が多かった試合をトモリが振り返った。「FA杯という舞台、ホームで格上と対戦したハルは何も失うものがなかった。それでも自分たちは上手く対処できていたし、良い時間帯で追加点を奪えた。ハルの勢いが増してきていた時だったからね。相手がフリーキックを決めてから流れが変わりかけていたけど、試合に勝ててよかった。ハルの健闘を称えたい」
「FA杯を勝ち上がっていくことは大きな意味を持つよ」トモリは付け加えた。「プレミアリーグという舞台やチェルシーで戦うことが初めてのプレーヤーが多いからこそ、それは大きなことなんだ」
「チェルシーはFA杯での栄光があるし、ランパード監督も多くを成し遂げてきた。だから自分たち多くのプレーヤーにとって初めてのトロフィーを勝ち取ることは素晴らしいことだ。目の前にある1戦1戦をしっかりと戦っていく。多くの試合が控えているけど、できるだけ多く勝ちたいよ。最終的にトロフィーを勝ち取れればいいね」
ここ最近、チェルシーにとって得点を奪えないことが大きな課題となっている。トモリも選手たちがそう感じていると述べた。
「自分たちには前半で3点、4点決められるチャンスがあった。でもそれをものにすることが出来ずに試合を難しくした。この経験から学ぶ必要があるし、何かに取り組むべきだよ。ここ数週はチャンスを逃し、勝ち点を落としているからね」
「ハル相手にゴールを決めて勝利を収め、次のラウンドに進出できたことはとても嬉しい。でも自分たちにはまだまだ改善できることがあるよ」
マッチレポートで試合の様子を振り返ろう。