長い間エンゴロ・カンテを称賛し続けたトゥヘルだが、木曜日のアンフィールドでのパフォーマンスはその評価を更に後押しするものとなった。
タックル、インターセプト共に試合トップとなり、更に先制点を決めたメイソン・マウントにロングボールを供給したのもカンテだった。
トゥヘルはシーズン終盤カンテの存在が非常に重要だが、一方で昨季から怪我に苦しんでいることもあり起用法を管理する必要があると語る。
「トレーニング初日から彼の能力は明らかだった。彼の試合後のフィジカルレポートを見ると二人分の運動量だった!」
「運動量とボール奪取能力、そしてチームへの貢献という点で彼は素晴らしい。ワールドクラス、世界最高峰の選手で彼がチームの一員であることに非常に満足している。怪我明けで代表戦までは90分フル出場することはできないだろう。今はフィジカルスタッフと一緒に代表戦までに彼が復調し、その後コンスタントにプレーできるように取り組んでいきたい。守備的MFとして彼、そしてコヴァとジョルジーニョがいることに満足している。試合に勝つためにはこれくらいの戦力が必要で、彼ら全員に満足している。」
代表戦によるブレークはFAカップ準々決勝が行われる3月21日の後、2週間後のリーグ戦対ウェストブロムの試合までとなる。監督はコロナ禍の中で国外に移動する選手たちについて語った。
「極めて心配だ。自分にとっての目標はプレミアリーグで闘い抜くことで、選手たちが隔離されると思ったようにチームを築くことができない。リスクが高くこの状況が極めて不安だが、クラブ側がうまく処理してくれるだろう。選手たちが出場できなければ結果に影響を与えるだろう。非常事態下でクラブとしてこの状況に適応し、決まったことに従うだろう。」