トーマス・トゥヘルは、コロナ感染と負傷による深刻な戦力不足に直面し、ブレントフォード戦で経験の浅いメンバーを起用することを余儀なくされており、今後選手起用の選択肢は試合ごとに悪くなっていくだろうと述べた。

チェルシーのチーム内で最近発生したコロナウイルス感染による被害は、日曜日に行われたウォルバーハンプトン・ワンダラーズとの0-0の引き分けでも明らかで、ブルーズは14人しか選手がおらず、うち3人は想定より早く負傷から復帰した選手で、さらに試合中に2人が怪我で途中交代した。

つまり、ヘッドコーチは水曜日の夜、ブレントフォードとのカラバオ・カップ戦に、またしても大幅に減ったメンバーで臨むことになる。怪我から完全に復調していない選手をそのままチームに投入しなければならないこと、疲労時に選手を休ませることができないことから、選手のコンディションやコロナ感染に苦しむ選手の健康が心配だと指摘しているが、この状況が続けば続くほど、心配は増していくばかりだろう。

「まず第一に、10日間の隔離がある。ちょっとした怪我や心配事があって、1試合離脱するのとはわけが違う」とトゥヘルは選手がコロナ感染で欠場することによる問題について説明する。「選手たちは10日間隔離されるが、この10日間で3試合あるし、問題は山積みのままだ。」

「チェルシーは非常に強力なチームだが、最強というわけではないし、9人の選手を欠けば問題となる。13人、14人いれば1試合はこういった状況にも対応できるし、戦うこともできるが、それでも問題はまだ残る。」

「ウォルバーハンプトンでもそうだったが、何人かの選手に大きなリスクを負わせ、今そのツケが回ってきている。1週間に3試合も先発させることは不可能だ。他の選手がいないからと言って、選手たちを苦しませるわけにはいかない。」

「だけど、受け入れまいと努力し続け、どんな困難にも立ち向かう。それが明日(今夜)の自分たちの仕事だ。」

トゥヘルは自分の本能として、そして選手たちの本能として、すべての大会ですべての試合に勝つために戦うと主張しているが、現在の状況は彼に優先順位の再考を迫っている。ここ数日、アカデミーの選手たちをトレーニングに参加させたが、トップチームの選手を守り、その後の試合に参加させるために、ブレントフォードでは経験の浅いチームを起用する必要があるかもしれないことを明かした。

「目標を達成し、最高レベルで競争力のあるサッカーをするための選手がいないことが、ただただ残念だ。」

「チェルシーはとても競争力のあるチームで、だからみなここにいるんだ。選手たちはとても競争的で、だからこそチェルシーと契約し、チェルシーの選手になった。だから自分たちはすべての大会で戦っているし、試合ごとに優先度を判断するのはやるべきではない。これは自分たちの考え方に全く反することだ。だけど、今の状況はスポーツとは関係のないことだし、もしかしたらそうせざるを得ないのかもしれない。」

「水曜日は選手の健康を優先し、何人かの選手にはリスクを負わせないということもあり得る。選手を守り、彼らの健康を守らなければならないし、そのためにアカデミーから若手選手を連れてきたんだ。」

しかし、トゥヘルはブレントフォード戦のプランについて、自分ですら確信が持てないことを認めた。コロナに感染した選手がこれ以上出ないかを知るために毎日検査結果を待つことで、試合どころか、次のトレーニングに誰が参加できるか知ることも難しいからだ。

「宝くじみたいなものだよ。毎日、フローテスト(抗原検査)とPCRテストを行い、その時になって初めて屋内に入ることが許されるの。だから、これはくじ引きのようなものだ。職場に行っても、本当に仕事ができるかわからない。翌日も検査を受けるけど、誰が陽性になるかわからない。」

「今、チームで計画を立て、アカデミーのルイス・ベイカーも召集しようとしたけど、彼も陽性となったから、また一からやり直すことになった。今は試合の準備をしているけど、トレーニングの計画を立てるのだって、最後の1時間まで何人の選手が来るか分からないので、ある意味かなりエキサイティングだよ・・・。」