アウェーで行われたレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ準決勝第1戦を1-1で引き分けたトーマス・トゥヘルは全体的にチームを称賛したが、運がなく勝利できなかったと語った。

チェルシーは前半開始から素晴らしい動きを見せ、クリスチャン・プリシッチのアウェーゴールにより第2戦に向けて若干のアドバンテージを得た。

しかしトゥヘルはもう少し冷静にプレーし、連戦の疲れがなければもっと試合を支配できただろうと語る。

「前半は非常に良いプレーをしていたからリードできるはずだった。残念ながら運にも恵まれず、相手のエリア内での判断に冷静さと正確さも欠いてしまったが、前半は強さを見せた。セットプレーから失点してしまったが、それ以外は試合全体を通して非常によく守れていた。前半はリードして終えるべきだったと思う。後半は少し戦術的な試合になり、アウェーでの2試合の間隔が2日しかなかったことを痛感した。2試合ともフィジカル・メンタル両面で非常に厳しいものだったから、今日の試合では判断力を欠きボールを取られ、スピードを上げることがうまくできなかった。あと1日あればこのような状況にはなっていなかっただろう。これからはこの結果を忘れて次の課題に集中し、一歩一歩前進していく。チャンピオンズリーグの準決勝だから厳しい試合になるのは確かだろう。ここで勝っていたとしてもまだ勝負はついていなかっただろう。今は前半戦が終わった状態で、第2戦はこのアドバンテージを守りきるために必死でプレーしなくてはならない。」

トゥヘル監督は、疲労のために追加点が取れなかったと説明しながらも、攻撃陣のチームへの貢献について満足していると強調した。

「チームとしてみんなで守る。フォワードにも守備の役割がある。今夜の試合でも常にブロックとして、11人で守っていた。フォワードはもちろん自分自身、そしてチームのためにゴールを決めたいだろうし、試合を決める活躍をしたいだろう。このようなトップレベルの試合で前半30分間は素晴らしいプレーができ、多くのチャンスがあった。もっと冷静さ、判断の正確さ、そして効率的なフィニッシュが必要となる。今日はそうはいかなかったが、だからこそ長く悩んだり後悔したりせず、自信を失わないようにすることが大事だ。後半はよく守ったがが、中2日しかなかったからフィジカル面で苦しんだ。非常に厳しい状況だったし、今夜の試合では終盤になって特にそう感じただろう。」

更に週末追加点を決められず、今夜もベストチャンスを逃したティモ・ヴェルナーのゴール前でのプレーについても語る。

レアル・マドリードが3バックに変更したことに対して、修正する部分は殆どなかったと言うトゥヘル。

「彼らが直近の試合とバルセロナ戦で5-3-2を採用したことはわかっていた。チェルシーの布陣に対してレアルも布陣を変更してくる可能性があると思っていた。通常90~95%は4-3-3を選ぶからそう来ると思い対策を講じた。相手のスタメンを見て控室で選手たちと話し合い、誰が2人のフォワード、そして中盤3人の選手に対応するかなど、オフ・ザ・ボール時の動きを少しだけ変更した。相手に順応する部分があったが、それは守備面だけで、攻撃に関してはほとんど変えなかった。自分たちのプレースタイルを貫きピッチ上で何が起きるか、スペースを見つけられるかどうか判断したかったし、実際うまくいったと思う。今日のように相手に合わせることはたまにある。チームはしっかりと対応してくれたし全体的にプレーの内容に満足している。全力を尽くして1-1で引き分けとなった。もっといい結果が出てもおかしくなかったし、また来週も頑張りたい。」