トーマス・トゥヘル監督は、リーズ・ユナイテッドに3-0で敗れた試合後、序盤は好調だったものの途中からリズムを崩し、あり得ないかたちで失点したと不満を露わにした。

チェルシーの監督にとって、エランドロードへの遠征は確かに厳しいものだった。何度か先制するチャンスはあったが、ラヒーム・スターリングのゴールはオフサイドの判定を受け、その後5分の間に2失点し、自ら状況を悪化させてしまった。

相手の1点目はエドゥアール・メンディがうまくボールをさばけず、ゴールから数メートルのところでブレンデン・アーロンソンに奪われたもので、2点目は危険なエリアでスターリングがファウルを取られ、FKからニアポストのロドリゴが決めたヘディングシュートだった。

しかしトゥヘルは、この2つのゴールの直前のプレーが試合の分かれ目だったと考えている。

「最初の20分で試合に負けたと思う」と述べるトゥヘル監督。「1-0や2-0でリードするのに十分な決定機を作ったのに、規律を失い、自分たちのやりたいことや最初の20分でうまくいったことを繰り返すことができなくなった。」

「20分間はそれができたけど、その後、自分たちのアイデアを出しすぎた、いつもと違うことをやりすぎたために、支配力を失い、もっとチャンスを作る機会を失った。それでも、プレッシャーを与えず、チャンスを与えず、混沌としていたわけでもない」。

「あちこちに散らばっていたわけでもなく、規律を失っていたわけでもない。だけど、ボールをもった時に、十分に規律正しくプレーできたとは言えない。20分過ぎからはキレがなくなったけど、相手ボールの時は問題はなく、何も対応できなかったわけではない。」

「セットプレーからのゴールと大きなミスがあった。それまで試合を支配していたのはチェルシーだった。最初の15分で、あの試合を終わらせるのに十分なものがあったし、昨シーズンのように最初のチャンスを決めて苦労することなく勝つことができたはずだ。」

「2-0でリードとならず、互角の試合になってしまった。相手に2点、安直で不必要なゴールを与えてしまった。それによってリーズは流れをつかみ、勝負はほぼ決まってしまった。」

「後半も努力はしたが同じ展開となった。パスを回しチャンスをつくり、シュートにまで至ったけど、相手のハーフチャンスで失点してしまった。」

リーズでの問題はプレースタイルや運動量ではないと語るトゥヘル…

「オウンゴールで失点し、簡単にセットプレーを与えてしまい、そこから失点してしまった。プレッシングとは全く関係なく、走行距離が少ないこととも、リーズのスタイルとも全く関係ない。これらを混同してはいけない。」

「あのスタイルに対応し、より良いプレーをしていたし、1、2点リードすることも可能だったのに、オウンゴールとセットプレーで2点を与えてしまった。他には何もなく、2-0となってからは、相手は自信満々で、その10分前からすでに内容は前回の試合とは違っていた。」

「自分はそう感じた。リーズと試合する時苛立ってはいけないし、ミスも起きる。でも、リーズのプレースタイルとの相関性はわからない。そういった試合展開になるのは予想できたことで、敗因はプレースタイルとは関係ない。」

「セットプレーは、昨シーズンと同じレベルでもっとうまくやる必要があるけど、今のところそうできていない。2点目は、オウンゴールだ。だけど、自分の仕事は、チャンス、ビッグチャンスを生み出せるような構造を作ること、そして、相手にビッグチャンスを与えないことだ。その両方ができたけど、結果として3-0で負けたのだから、分析するのは少し難しい。」

エドゥアール・メンディのミスについて彼本人と議論する必要はないと語る…

「彼は自分のことをわかっている。こういうミスの場合、それについて話す必要があるのかどうかわからない。彼は自分自身を理解しているし、彼を守ることとは何の関係もない。世界中の誰もがあのミスを見ている。試合の大事な時間帯での大きなミスだし、一番残念に思っているのは彼だろう。」