トーマス・トゥヘルは、トニ・リュディガーとマテオ・コヴァチッチが今週末のウェストハムとの試合に出場できないことを明らかにした。

トーマス・トゥヘルは金曜日の午後、コブハムで行われた記者会見で、2人の負傷のニュースを伝えた。トゥヘルはアーセナル戦の前に、3度目のロンドンダービーでリュディガーを起用したいと語っていただけに、この欠場は痛手といえるだろう。

「二人とも日曜の試合では復帰できないが、他に(新たな)怪我もない」と述べるトゥヘル。

週半ばのアーセナル戦に敗れたブルーズは、5位トッテナムとの勝ち点差を5としたままだ。トゥヘルは、トップ4入りについて安心しているかと聞かれた。

「プレミアリーグで安心することはない。これは自分の個人的な感覚だ。」

「「安全だと感じていてはギリギリの緊迫感を保てないし、警戒心も保てない。」

「シーズンのどの時期でも安心することはないし、プレミアリーグでは誰も安心してはいけないんだ。」

日曜日のハマーズとの対戦を前に、トゥヘルはデイビッド・モイーズ監督の今シーズンの仕事ぶりを評価する理由を説明した。ウェストハムは、来週ヨーロッパリーグ準決勝のアイントラフト・フランクフルト戦が控えている。

「彼は信じられないような仕事をしている。とても人気があり熱いクラブで、監督も含めみんなが一丸となっていて、見ていて楽しいチームだ。ヨーロッパリーグの試合を観たけど、体力的に常に100%でプレーしていて、試合後選手たちは相当疲れているだろう。とても感情的でフィジカルなチームで、崩すのもチャンスをつくるのも難しく、彼らのカウンターアタックやセットプレーではとても危険だ。

「気をつけなければならないことがたくさんある。彼らに立ち向かうには、フィジカル面で負けないこととチームプレーへのコミットメントが必要で、もちろん非常に厳しい試合になるだろう。」