クラブの所有権をめぐりチェルシーが来季に向けてのプランを立てられないことを自覚するトーマス・トゥヘル監督は、4人の選手の状況を明かした。

ブルースのボスは、明日のブレントフォードとのプレミアリーグダービーを皮切りに、23日間で3つの大会で7試合を戦うことになるため、あまり先のことを考えられないことが、今後数週間で自分や選手たちにとってプラスになると認めている。

コブハムのプレスルームで行われた恒例の試合前会見でトゥヘルは、キャプテンのセサル・アスピリクエタ、アントニオ・リュディガー、アンドレアス・クリステンセンの将来について語り、またロメル・ルカクが攻撃において重要な役割を果たすという信念を改めて表明した。

しかし、チェルシーのヘッドコーチはまず、クラブへの制裁やオーナーの変更が間近に迫っていることから、将来計画を立てることの難しさについて振り返った。

「どれだけ不利になるか推測するのは難しい。だからそれについては考えないようにしている。」と述べるトゥヘル。

「今あるものと次の試合に集中しているから気が散らない、というのもメリットかもしれないし、デメリットについては後で状況がはっきりした時に対処すればいいと思っている。」

アスピリクエタの契約延長の引き金となった出場機会に関する条項が話題になっているが、会見でも記者からそのことについて質問されたトゥヘル。

「それ(契約の自動延長)が何試合で発生するか知っていたし、あともう少しだったからこうなることはわかっていた。」

「良いことだと思う。意識はしていたし、チームにとっては良いニュースだ。契約もあるし、彼はキャプテンだから、残ってくれる可能性は非常に高い。」

「彼はチームのスタメンとしてプレーしているから、こうなる可能性が非常に高いことはずっとわかっていたし、彼を残留させ、契約を延長させるために必要な試合数もわかっていた。だからそのことについて非常に満足している。」

「みんな自分が彼のことをどれだけ頼りにしているか、彼がこのグループ、このクラブでどれだけの影響力を持っているか知っているだろうから、みんなにとって非常に良いニュースだよ。」

直近の代表選によるブレークでは、国内での活動が中断されたため、予想通り連日、多くの移籍話で埋め尽くされた。リュディガーの将来は依然として注目される話題の一つで、トゥヘル監督は、同胞の代理人がバルセロナの代表者と会っているという報道を気にしているのかと聞かれた。

「もしそれが本当なら、もちろんそうだ。でも、彼はチェルシーの選手だし、クラブの状況が解決すれば、これからも彼がチェルシーの選手であり続ける可能性は十分にあると思う。」

「今の状況はこういった感じで、チェルシーの手は縛られている。だから、もし彼が他のオファーに耳を傾けているのが本当なら、それはそれでいいんだ。そういうものだからしょうがないけど、自分としてはまだ自信を持っている。」

一方、ピッチの反対側では、ルカクが過去3試合のプレミアリーグでベンチからの途中出場に留まっており、トゥヘル監督は彼が明らかにもっとプレーすることを望んでいることを認めた。しかし、彼はチェルシーがリーグ戦だけでなく、2つのカップ戦でも戦い続けるため、ルカクがキャンペーン最後の2カ月で果たすべき役割はまだ大きいと主張した。

「今のところ、選手たちと話をすることはできない」とトゥヘルはストライカーの夏の計画についての憶測について語った。「チェルシーは売ることも買うこともできないから、考える必要さえない。」

「ロメルは今でもチームの計画の中で大きな役割を果たしている。彼は1週間の休暇を取ってチームに戻ってきた。彼はとても意欲的で、トレーニングに励んでいる。彼は勝者であり、これからも勝者であり続けるだろうし、我々にとって重要な選手であり続けるだろう。」

「彼はミドルズブラ(前回のFAカップ)で良いプレーをしたし、そのことがチーム全員にとって、そして彼個人にとっても大きな励みになった。今は、機嫌を損ねたり、失望したりする余地はない。だから、考え込んだり、気を紛らわせたりする余裕はないんだ。みんなが集中しなければならないし、選手一人ひとりが必要なんだ。」

最後にトゥヘルは、クリステンセンが夏にバルセロナに移籍するとの報道について聞かれた。

「そういう噂は聞いているけど、アンドレアスとは話していないから確証はない」とボスは答えた。