コヴァチッチのレアル戦出場の可能性について語り「真摯なファイター」アスピリクエタを称賛するトゥヘル
コヴァチッチはポルトとの第2戦を前にトレーニングで負傷し、ここ4試合筋肉痛によりプレーできていない。
コヴァチッチはまだ復調しておらず、土曜日の夕方の段階でトゥヘルは彼がコブハムでのトレーニングにも参加できていないことを明かした。
「今はマテオが負傷してることもありダブルシックスに若干問題がある」とウェストハム戦後に語るトゥヘル。
「フラム戦で戻ってくることを期待するが、まだチームと一緒にトレーニングができていないから、残念ながら火曜日の試合には間に合わないだろう。古巣との対戦を楽しみにしていたし、チェルシーにとってもカギとなる選手だ。ブライトン戦やウェストハム戦でも持ち前のテクニックやドリブルでチームに大きく貢献できただろう。チームは非常に頑張っているし、この調子で続けていきたい。」
コヴァチッチの欠場によりレアル戦でジョルジーニョとエンゴロ・カンテが中盤でプレーすることは確実視されるが、トゥヘルは他のポジションでも起用する選手を選ぶ必要がある。
ウェストハム戦ではセサル・アスピリクエタが右WBとしてプレーすることでCBに長身選手を揃えることができたトゥヘルは、この戦術を選ぶか、それともアスピリクエタをCBに戻すか決める必要があるだろう。どちらにせよ監督はキャプテンが高いパフォーマンスを発揮することを確信している。
「彼は素晴らしい選手で、キャプテンとしてもスポーツマンとしても常にピッチに送りたい。彼はチェルシーの選手として全てを体現している。真面目で闘争心があり勝つことを常に考え3日毎に試合が行われる中、ベストコンディションを維持することに尽力している。彼は本当に素晴らしいプロで、厳しいトレーニングも長い距離をランニングすることも全く厭わない。」
「今回は彼をウィングバックと起用したが、彼にとっては走る量が増えて大変だっただろう。ウェストハムがセットプレーに強いこともあり、3バックに長身のアンドレアス、トニ、チアゴを選んだから彼は異なるポジションでプレーした。アスピはしっかりとした理由があればすべてのことに対してオープンな態度をとる。彼はより攻撃参加できることを楽しみにしていたし、そのような姿勢は素晴らしいことだ。彼はウィングバックとフルバックの2つのポジションでプレーでき、非常に信頼できる選手だ。」
トゥヘルはスペインに出発する前にコブハムで行われる会見でレアル戦についてより細かく話すだろうが、この試合がいかに厳しいものかを理解している。
「レアル・マドリードと対戦することよりも厳しいことはない。彼らはこの大会で最も経験のあるチームだ。今は16試合無敗と聞いているし、相手も自信を持って試合に臨んでくるだろう。」
「積極的にプレーしたい。激しく競り合って2試合でどちらが優れているか見てみよう。大きな挑戦となるが、この経験によってチームとしてもっと成長できるだろう。小さい頃、みんなレアル・マドリードと対戦することを夢見る。だから今このレベルでレアルと対戦できることに非常に満足している。」