ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンと1-1で引き分けた試合について、トーマス・トゥヘルは、難しい状況の中でチームは懸命に戦い、後半の2つの判定が不利になったことで苦戦を強いられたと分析した。
普段はレフェリーの判定に対し意見を言わない監督だが、ロスタイムに同点弾を許した後では、そうせずにはいられなかったようだ。その前に、リース・ジェイムズとアンドレアス・クリステンセンがそれぞれハムストリングと背中の負傷で退場し、ティモ・ヴェルナーも新型コロナで欠場したままだ。
ロメル・ルカクがブリッジで先制し、予想通りトリッキーなシーガルズ相手に難しい時間を過ごしたが、ダニー・ウェルベックがタイムアップ寸前にヘディングでゴールを決めるまでは、自分たちのやり方で戦うことができていたように思えた。
「強いチーム相手にタフな試合になることは分かっていた」とトゥヘル監督は語った。
「彼らに対していい試合をしたチームを見たことがない。我々が苦戦するのは明らかだった。単純に復帰したばかりの選手が多すぎて、どこまで要求していいのか分からない。長い負傷の後や、コロナから復帰した選手たちだ。彼らにどの程度求められるか、私にはわからない。」
「とても良いスタートを切った。リース・ジェイムズの負傷は大きな痛手だった。アンドレアスは、ピッチ上のベストプレーヤーの一人だった。ひどすぎる。だからこそ、失うもののないブライトンが自信満々にプレーするのを相手に苦戦するのは理解できる。私たちはいくつかの難しい局面を乗り越え、カンテが出たことでずっと良くなったんだ。」
トゥヘルは、間違っていたと感じる2つの判定を明らかにし、それが重要であった理由を説明した。
「正直、普段は決して言わないが、プリシッチに対する100%のPKだった反則、そして相手の同点ゴール前のマウントに対する五分五分のチャレンジで、結果は変わっていただろう。」
「なぜボールがラインを越える前に主審が笛を吹く必要があったのか?後からVARで確認することができる。なぜ待たなかったのか?」
ポジティブな要素は、10週間ぶりにリーグ戦で先発出場したルカクのゴール
「彼の働きには驚いている。いつまでできるかはわからないが、やってみて、それから考えよう。誰にもわからない。」
「8週間休んでいて、復帰しようとしたときにコロナにかかり、そこからトレーニングをして、やっと復帰できた。ベストに戻すには、まだトレーニングが必要だ。」