トーマス・トゥヘルは、オールドトラフォードでの選手達の奮闘を認めながらも、ゴール前での決定力の無さ、正確さの欠如を惜しんだ。

木曜日の夜に行われたマンチェスター・ユナイテッドとの試合では、ブルーズが圧倒的に優勢だったが、60分のマルコス・アロンソの先制点をクリスティアーノ・ロナウドが素早く打ち消し、勝ち点1を獲得するに留まった。

この夜、チェルシーが優勢であったことは間違いない。監督は試合の感想を聞かれ、複雑な心境であることを認めた。

「不満が残る。」と監督は語った。

「ボールのあるところでも、ないところでも、我々は非常に強かった。相手を支配できていた。多くのボール奪取、パスの供給、多くのハーフチャンス、ボックス周辺の多くのスペースがあったが、残念ながらボックス内での精度と決定力に欠け、結果に繋がらなかった。」

「リードを手にしたのに、1分後に手放してしまった。その後は、また同じことの繰り返しだったが、修正は出来ていた。このパフォーマンスにはとても満足している。大きな舞台で、大きなスタジアムで、集中力、フィジカルレベルで、勝つために必要なものを示せたと思う。」

「とても流動的で、自信もあった。自分たちのプレーには満足している。ゲームを加速させるための瞬間を見つけられれば、もっと優位に立つことができた。より早い時間帯で決定的な仕事をするためには、最後の16ヤードで少しもの足りない感じがした。」

「時々このようなことが起こるが、そこから学ぶのが我々の役目だ。このようなステージで勝つには、冷静かつ分析が出来ていなければ結果を得ることはできない。高いクオリティでの素晴らしいチームワークだったが、残念ながらそれに見合うだけの結果を得られなかった。」

監督は、今シーズンのリーグ戦でリヴァプールやマンチェスター・シティに遅れをとっている主な理由は、ファイナルサードでの効率の悪さではないかという質問を受けた。

「そうは思わない、リース・ジェイムズのプレーを見ると、彼を12週間も欠いたのに、まだ3位以内にいて、チャンピオンズリーグの準決勝にも進出し、カップ戦の決勝にも2回出場していることに感心するよ。」

「今日はマテオ・コヴァチッチとベン・チルウェルが欠場した。これが今シーズンの明暗だ。大きな違いは、シティとリヴァプールはフルメンバーが揃っていることで、我々はシーズン中、コロナ、長期負傷者と苦戦してきたが、それが何より決定的だ。」

前半はカイ・ハフェルツに何度も先制のチャンスがあったが、彼がゴール前でトップレベルに戻るために、何をしなければならないか説明した。

「自分の形に取り戻すために戦う必要がある。彼がいい反応を見せてくれることを期待している。前線の選手たちはまだ若い。最近、彼らはとても落ち着いていて、機能的だったからだ。サウサンプトン戦もベルナベウでの勝利も、よくチャンスを掴んだ。」

「データを見ると、カイやティモのスプリント量やインテンシティが非常に高い。今はまだ完全な状態ではないので、その分、常に彼らを守っていくつもりだ。私たちはボールのないところでも多くを要求しますが、ここ数週間、彼らが決定的な仕事をしてきたことを忘れちゃダメだ。」