トーマス・トゥヘル監督がチェルシーの今夏の移籍活動について最新情報について語り、現在のチームにまだ補強の余地があると考える2つのポジションを明かした。
今夏の移籍期限日まであと3週間弱となったが、ブルーズはすでに5人の選手を補強している。
このうち、ラヒーム・スターリング、カリドゥ・クリバリ、マルク・ククレヤの3人は、開幕戦のエヴァートン戦でチェルシーデビューを果たした。
スパーズ戦を前にしたメディア会見で、センターバックの補強を考えているかという質問に対し、「センターバックの補強を考えている」と答えた。
「数字を見れば、もう一人センターバックを補強してもいいだろう。現在、チームは3バックでプレーしていて、3人ともタイプの異なるディフェンダーだ。」
「アスピリクエタはどちらかというとフルバックに近い。マルク・ククレヤもCBとしてプレーできる。だから、どうなるか様子を見ていこう。」
トゥヘルは、ブルーズが移籍市場で補強する可能性があるのは、センターフォワードだという。
「両方のエリア(センターバックとセンターフォワード)でチームを補強したい。それを望むことと、それが可能かどうかは別のことだ。トップレベルで戦えるクオリティ、個性、ハートの強さを求めているんだ。」
「チェルシーは冷静であると同時に野心的であり、移籍期間終了までまだ日数がある。最後まで何があるかわからない。」
数多くの候補が挙がる中、監督はチェルシーがこの夏、慌てて選手と契約することはないと言う。
「慌てないし、100パーセント納得しなければ契約しない。これまでの選手獲得はすべてチームにとって補強になっている。毎日状況が変わるし、まずチームを作り上げることが大事で、監督として何が起こり得るかで頭を悩ませることはない。」
「チームは野心的であり、さらに強化するために懸命に動いているけど、冷静でもある。すべてのエネルギーは、ここ(コブハム)にいるグループに注がれている。まだ時間はある。」
トゥヘル監督はまた、日曜日のスパーズ戦で2人の選手を欠場させるという、チームに関する最新情報を発表した。
マルコス・アロンソは先週末のグディソン・パーク戦のメンバーから外れており、ボスはこの左サイドバックが日曜日にメンバー入りしないと断言した。
「彼(アロンソ)は現在トレーニングに参加しておらず、移籍の最終手続きを行おうとしているところだ。彼は日曜日の試合には出ないいだろう。」
また、中盤でも怪我人が出ていることを明かした。
「コヴァチッチは残念ながら膝を負傷していて、回復中だ。落ち着いて治療に時間をかけ、トレーニングから来るストレスを軽減し、しっかりとリカバーしてからチームに召集するとにしたんだ。他の選手はみんなプレーできる。」