トーマス・トゥヘルは、ウェストブロム戦でのボックス内での動きに攻守ともに精細を欠いたと感じており、水曜の夜、セビーリャで行われるポルトとのチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグに向けて、この点を修正したいと考えているようだ。
週末の試合では、ウェストブロムが2−5で勝ち点3を獲得してスタンフォードブリッジを後にしたため、ブルーズはドイツ人指揮官の下で初めて敗北を喫した。
クリスティアン・プリシッチの活躍で先制していたにもかかわらず、チアゴ・シウバのレッドカードで試合の流れが変わり、監督は状況に十分に対応できなかったと感じ、ディフェンスもここ数週間のような高いレベルではなかったと指摘した。
「動きに切れがなく、もっと素早く、もっと近くで、もっとアグレッシブにという勢いがなかった。」と監督は説明する。
「ブロックで守り、相手を封じるためにはもっとタイトな守備が必要だった。それができれば、あとはカウンターアタックでチャンスを待つことができたが、うまくいかなかった。」
「個人レベルでは、守備陣がこれまでのレベルに達していなかった、そこは改善しなければならない。この試合は、いろんなドラマがあって、悪い予感がしたがそれが的中してしまった。レッドカードをもらい、ハーフタイム直前に2失点し、クリスチャンが負傷した。後半は、相手のシュートのほとんどがゴールになってしまった。自分たちにもいくつかのチャンスがあったが、かなり早い段階で、今日は逆転できるような試合展開にはならないと感じた。」