試合開始から数分後、ハーフウェイライン上で振り向きざまにレスターの選手2人を抜き去り好調ぶりを見せつけたティモ・ヴェルナー。

そのプレーからチルウェルがクロスを上げプリシッチが合わせようとするがあと一歩で得点とはならない。チェルシー、そしてヴェルナーにとってはフラストレーションが溜まる時間が続いたが、後半開始早々にトニ・リュディガーが先制点を挙げた。

さらにヴェルナーがエリア内で倒され獲得したPKをジョルジーニョが決めてリードを広げ、その後ケレチ・イヘアナチョに1点を返されたものの、無事勝ち点3を獲得し来季チャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく近づいた。

「FAカップ決勝の試合後は本当に辛かったけど、この試合も非常に重要で集中する必要があったから、決勝のことはあまり考えることができなかった。難しい試合だった。この試合に向けて非常に良い準備をして、解決策を見つける必要があった。FAカップではそれができなかったが、自分たちの力とエネルギー、そして観客の声援があったからこそ、今日の試合はうまくいったのだと思う。この勝利にはとても満足している。アストンヴィラとの試合も勝てる気がするけど、まだ目標は達成できていない。」

ヴェルナーはチェルシーのサポーターの影響力に注目し、チームへの声援だけでなく、一定の間隔で自分の名前を歌ってくれることに感激したという。

「サポーターの前でプレーすることはとても懐かしかった。満員のスタジアムでプレーしたいからサッカーをするんだ。今回は8000人しかいなかったけど、大きな声援だった。すごく盛り上がっていて、プレーするのがとても楽しかった。中央でターンして走り、チリーにパスを出したとき、そしてその数分後にビッグチャンスがあったとき、観客の存在を感じることができた。彼らはチームの背中を押してくれていたし、それがこれまでチームにとって足りなかったことだった。ファンが自分のことを気に入って応援してくれて、後押ししてくれたことは本当に嬉しかった。ドイツでは特定の選手に向けてチャントを歌うことはないんだ。ドイツでは自分は本当に嫌われていたしね!でも、ここでは観客全員がよく応援してくれた。テレビの前ではなく、スタジアムにいるサポーターがどれほど重要な存在であるか肌で感じることができた。」

そしてヴェルナーは審判の判定についてもコメントする。トーマス・トゥヘル監督が語ったように、ユーリ・ティーレマンスのプレーはPKとなるべきだったと言い、さらにハンドと判定され取り消されたゴールシーンについても説明した。

「彼がボールを蹴ろうとしているのが見えたので、彼の前に体を入れた。彼がファールをしてくると思ったけど、審判がなぜPKを与えなかったのかはわからない。結局、それよりも明確でないPKを獲得したからよかったけど、、これがサッカーだね!前半は、自分にとって今シーズン全体を映す鏡のようなものだった得点が取れそうで取れなかったんだ。今シーズンは今までで一番アンラッキーなのかもしれない。ハンドについては、ヘディングをしようとしたときに、少し押されて腕が当たってしまった。ハンドのファールを取らないか、あるいはPKを与えるべきだったと思う。でも、こんなシーズンでもチャンピオンズリーグの決勝に進出し、来年のCLにも出場できるかもしれないと思うと、すべてが良い方向に向かっていると言えるだろう。」