チェルシーFCウィメンは、水曜日にキングスメドウで2022年最初のホームゲームとなるFA女子スーパーリーグ、ウェストハム・ユナイテッド戦に臨み、2-0で勝利した。
ブルーズは運動量の多いウェストハムを相手に我慢強いプレーが要求されたが、後半にベサニー・イングランドとエリン・カスバートによるゴールで勝点3を獲得した。
試合前、エマ・ヘイズ監督はオリ・ハーダー監督率いるウェストハムは手ごわい相手で、チェルシーは苦戦するだろうと語っていた。
前半、ブルーズはボールを支配していたにもかかわらず、チャンスを多く作りだすことができない。
グロ・ライテンはコーナーキックやフリーキックからクロスを送り、セットプレーから危険な存在であることを証明した。ウェストハムのGKアンナ・リートはコーナーキックからのクロスをファンブルし、ナイアム・チャールズのシュートを許したが、これはバーの上にわずかに外れた。
その数分後、今度はヨナ・アンデションがループパスでペルニル・ハルダーにクロスを送り、ブルーズが先制するチャンスを得たが、またもやリートが掌でセーブした。
前半、アイアンズが得たチャンスは1回だけだった。カテリーナ・スヴィトコヴァが左サイドから放ったフリーキックは、アン・カトリン・ベルガーのゴールの数センチ上を超えた。
その直後、ハルダーが左サイドを鮮やかに駆け抜け、ルーシー・パーカーの厳しいチャージをはねのけゴール前に切り込んだが、シュートはリートの好セーブに阻まれた。
ヘイズは後半開始とともにライテンに代えてベサニー・イングランドを投入し、試合はさらにハイテンポとなっていく。
そして後半6分、イングランドがヘイズの決断に応え、ゴールを決める。カスバートのシュートをリートが弾いたところを、イングランドが至近距離からゴールに押し込んだ。
その直後にカービーが追加点のチャンスを得たが、この低い弾道のシュートもGKリートが弾き出した。
後半は我慢の時間帯が続いたが、カスバートがその報いとなる2点目を決める。
スコットランド代表のカスバートはエリアライン付近から左足でシュートを決め、チェルシーが2022年のホーム初勝利を飾った。
土曜日にはアストンビラとのFAカップが控えており、今後ブルースにとって重要な試合が目白押しとなる。
チェルシー(4-1-4-1):ベルガー、アンデション、ノウウェン、ブライト、チャールズ、イングル、フレミング(カーター 72)、ライテン(イングランド 45)、カスバート、ハルダー(スペンス 83)、カービー(アブドゥリナ 86)サブ:ムソビッチ、ジェイムズ得点者:イングランド51、カスバート82
ウェストハム・ユナイテッド(3-5-2):リート、フィスク(c)、パーカー、シソコ、ロングハースト、ワイン、スヴィトコヴァ、スネール、フィリス(ストリンガー 70)、エヴァンス、ウォーカーサブ:ムーア、フラハティ、ジョエル、ケアンズ、フセイン警告:パーカー15、シソコ20
主審:ライアン・アトキン観客数:2,554人