チェルシー・ウィメンは、女子インターナショナル・チャンピオンズカップの開幕戦で、リヨンと2-2で引き分けた後、PK戦で敗れた。
オレゴン州ポートランドの高気温の中、ブルーズは昨夜、女子インターナショナル・チャンピオンズカップに臨んだ。この試合は、チェルシーにとって、ノルウェー・トップリーグのアルナー=ビョルナーとの非公開の試合に続く、プレシーズン2試合目となった。
マグダ・エリクソンがキャプテンとしてプロビデンス・パークでチームを率い、元リヨンのディフェンダー、カディーシャ・ブキャナンが先発メンバーに入り、他の新規加入選手3人はベンチ入りした。
チェルシーは、序盤から試合を支配し、前半8分にエリン・カスバートの完璧なシュートに反応したサム・カーが、GKをかわして見事なシュートを決めた。
エマ・ヘイズのチームはプレッシャーをかけ続けるが、ペルニル・ハルダーのシュートはわずかに枠を外れた。
その後もブルーズがプレッシャーをかけ続け、数分のうちに2つのコーナーキックを得る。そのCKから2回ともグロ・ライテンがクロスをあげるが、カーは思い通りにヘディングシュートを打つことができない。
前半終了のホイッスルが吹かれる直前、カスバートがファウルによりイエローカードをもらい、3分のアディショナルタイムが追加された。
50分、ローレン・ジェイムズがカーからボールを受け、ゴール左上隅に豪快にシュートを決め、リヨン相手に2点リードする。
その7分後、3点目が生まれそうになった。カーがフリーでボールを受け、ゴール前で完璧なポジションを取っていたハルダーがシュートを放ったが、ゴールとはならなかった。
リヨンは3人を交代、そしてヘイズも残り30分でヨハンナ・リッティング・カネリード、ミリー・ブライト、エーヴ・ペリッセ、ソフィー・イングルの4選手を投入した。
チェルシーはさらに攻め続け、70分過ぎに立て続けに2つのシュートを放つ。まずカスバートがエリア内で3人のDFを抜きシュートを打つがGKにセーブされ、ペリッセのフリーキックからブキャナンはゴールを決めることができなかった。
終盤にも選手交代が行われ、ベサニー・イングランドとジェス・カーターがピッチに立った。試合時間残り15分、流れはリヨンに傾き始め、76分にリンジー・ホランが素晴らしいフリーキックを決める。そして88分、シグネ・ブルーンが同点ゴールを決め、PK戦に突入することになった。
PK戦
ペリセット - ミドルシュートを高い位置に決める 0-1
ホラン - 左サイドポストを直撃 0-1
カスバート – 枠を越え失敗 0-1
マラール - 左下にゴール 1-1
ノウウェン - 自信満々に右下へシュート 1-2
ブルン - 左サイドにシュート 2-2
ブライト - 強烈なシュートを放つがGKがセーブ 2-2
カイマン - 右上隅にシュートを決める 3-2
ブキャナン - ゴール右隅に決める 3-3
ベニャイア - 落ち着いて決めて4-3でリヨンが勝利リヨンは決勝トーナメントに進み、土曜日に同じくPK戦でポートランド・ソーンズを3-2で破ったモンテレイと戦うことになる。
次の試合、チェルシーはWICCのディフェンディング・チャンピオン、ポートランド・ソーンズと土曜日に対戦する。チェルシー (4-1-4-1):ムソヴィッチ、チャールズ(カーター73)、エリクソン(C)(ブライト 59)、ブキャナン、ミェルデ(ペリッセ59)、カスバート、ハルダー(ノウウェン88)、フレミング(イングル 59)、ライテン(スヴィトコヴァ 88)、ジェイムズ(リッティング・カネリード59)、カー(イングランド73)
オリンピック・リヨン(3-3-1-3):エンドラー、カイマン、エムボック(マルケス60)、アンリ(ジャウレナ 25)、モローニ、ダマリス(ベニャイア60)、ホラン、ダブリッツ(ファン・デ・ドンク46)、カスカリーノ(ブルーン46)、ルソメ(バルリ63)、バチャ(マラール46)
主審:ナタリー・シモン
観客数:10,779