今年のワールドカップに出場する32カ国のうち、29枠が埋まった。ここでは、チェルシーのどの選手が大会に出場できるのか、そしてグループステージの抽選はいつ行われるのかについて紹介する。

今回のインターナショナルブレイクでは、エドゥアール・メンディやクリスチャン・プリシッチなどが各々の代表チームで大きな役割を果たし、2022年ワールドカップへの出場権を獲得した。予選もあとはプレーオフを残すのみとなり、史上初の冬のワールドカップがどのようなものになるのか、その全貌が見え始めている。

ここでは、ブルーズのどの選手がどのようにワールドカップ出場に貢献したのか、そしてカタールで開催されるグループステージの組み合わせ抽選会や大会について知っておくべきことを紹介しよう。

ワールドカップの抽選が行われるのはいつ?

2022年ワールドカップのグループリーグの組み合わせ抽選会は、カタールの首都ドーハで明日4月1日(金)午後5時(英国時間)に行われる予定だ。

抽選会には、ワールドカップ優勝経験のあるカフー、ローター・マタウス、カーリー・ロイドをはじめ、元プレミアリーグMFのティム・ケーヒル、ジェイ・ジェイ・オコチャ、ジャーメイン・ジェナスなど、世界で人気を博したサッカー選手たちによる豪華な顔ぶれが揃う。

ワールドカップの開催時期は?

2022年ワールドカップは、開催国カタールの夏の気温が高いため、史上初めて冬に開催されることになった。大会は、11月21日(月)にグループリーグ開幕戦で始まり、12月18日(日)の決勝戦で幕を閉じる予定。

ワールドカップが冬に開催されるため、プレミアリーグは11月12・13日を最後に一旦中断し、ボクシング・デーに行われる伝統的な試合から再開となる予定だ。

ワールドカップ出場を決めたブルーズの選手は?

ベルギー(ミシー・バチュアイ、ロメル・ルカク)– ルカクとバチュアイの両ストライカーは、11月の代表戦を怪我で欠場したが、ベルギーはホームでエストニアに3-1で勝利し、グループE首位でワールドカップ出場が決定した。彼らの予選通過は最初からほとんど疑いの余地がなく、ルカクが5ゴールを決めグループ得点王となり、ベルギーが8試合中6勝と無敗でW杯出場を決めた。

ブラジル(チアゴ・シウバ) – 11月、チアゴ・シウバがキャプテンとしてコロンビアに1-0で勝利し、6試合を残し早々と予選突破を果たしたブラジル。17試合無敗で失点はわずか5点のみで、現在2位のアルゼンチンに6ポイント差をつけて首位に立っており、自動出場権獲得をなんと21ポイント上回っている。ホームでのアルゼンチン戦がパンデミックにより延期となったため、いつ行われるかは未定だ。

クロアチア(マテオ・コヴァチッチ) – コバチッチは予選の大一番を欠場したが、クロアチアは終盤のオウンゴールでロシアに勝利し、最終的に勝ち点1差で相手を破ってグループ首位となった。コヴァチッチはクロアチア代表の予選において、ここ2試合は怪我で、もう1試合は累積警告で不出場となったが、召集された試合では1試合を除いてすべて先発出場し、予選突破において重要な役割を果たした。

デンマーク(アンドレアス・クリステンセン) – デンマークは10月、ホームでオーストリアに1-0で辛勝し、ドイツに次いで2番目にワールドカップ出場権を獲得したチームとなった。クリステンセンは1試合だけ欠場し、他の9試合はフルタイムでプレーした。10試合中9試合に勝利し、2位に勝ち点4ポイントの差をつけてグループ首位に立った。

イングランド(ベン・チルウェル、コナー・ギャラガー、リース・ジェイムズ、メイソン・マウント) – マウントとチルウェルを含む4人のブルーズは、10試合で39ゴールと、欧州予選のグループステージで最も得点力のあるチームの一員として貢献した。この試合は、ギャラガーのフル代表デビュー戦となったが、サンマリノに10-0で圧勝し、ワールドカップ出場を決めた。

フランス(エンゴロ・カンテ) – 前回優勝チームのシード出場権がなくなったため、フランスはグループステージを突破する必要があった。負傷のため長らく代表戦から遠ざかっていたカンテは、2015年のパリ同時多発テロの記念日にスタッド・ド・フランスで行われたカザフスタン戦で、ユーロ2020以降初めて先発出場し、8-0で大勝し1試合を残してW杯出場を決めた。

ドイツ(カイ・ハフェルツ、アントニオ・リュディガー、ティモ・ヴェルナー) – ドイツは圧倒的な強さでワールドカップ出場権を獲得し、グループJで2位に9ポイントの差をつけて首位突破を果たした。10月には、北マケドニアとのアウェー戦で、ハフェルツとティモ・ヴェルナーがゴールを決めてワールドカップ出場を決めた。

ガーナ(ババ・ラーマン) – ガーナは、アフリカのノックアウト予選の最終戦でナイジェリアと1-1で引き分け、アウェーゴールルールによって出場権を獲得したが、ババは負傷のため、その劇的な最終戦を欠場した。しかし、予選では6試合中5試合に先発出場していた。

セネガル(エドゥアール・メンディ) – メンディが予選最終戦でセネガルのヒーローとなったとき、既視感を覚えたものだ。今年のアフリカネイションズカップ決勝の再戦となったエジプト戦では、1-0の敗戦から立ち直り、再びPK戦に突入した。1月に行われた前回の対戦と同様に、セネガルが勝利を収め、セネガル代表のワールドカップ出場が決まった。

スペイン(セサル・アスピリクエタ) – グループBは最終戦までもつれ込み、上位2チームが対戦した。アスピリクエタは90分間フル出場し、スペインはセビーリャでスウェーデンに1-0で勝利した。この結果、スペインは勝ち点4差でグループ首位に立ち、残り2試合ではスウェーデンに2ポイント差をつけワールドカップ出場を決めた。

アメリカ(クリスチャン・プリシッチ) – アメリカは、CONCACAFリーグ方式の緊迫したフィナーレで予選を通過した。メキシコと0-0で引き分けた後、プリシッチの国際試合初ハットトリックでパナマに5-1で勝利し、最終戦はホームでコスタリカに0-2で敗れたものの、得失点差で出場権を獲得した。

予選通過チーム一覧

アフリカ:カメルーン、ガーナ、モロッコ、セネガル、チュニジア

アジア:イラン、日本、カタール(開催国)、サウジアラビア、韓国

ヨーロッパ:ベルギー、クロアチア、デンマーク、イングランド、フランス、ドイツ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、セルビア、スペイン、スイス

北米・中米・カリブ海地域:カナダ、メキシコ、アメリカ

南アメリカ:アルゼンチン、ブラジル、エクアドル、ウルグアイ

出場権を争うチームは?

スコットランド(ビリー・ギルモア) – スコットランドは、グループリーグ首位突破したデンマークにやや遅れをとったものの、ヨーロッパのプレーオフへの出場権を楽々と手に入れた。しかし、ホームでのプレーオフ準決勝、ウクライナ戦は、ロシアの侵攻により6月に延期された。

ウェールズ(イーサン・アンパドゥ) – ベルギーと勝ち点5差の2位で自動出場権を逃したが、欧州プレーオフ準決勝でオーストリアに2-1で勝利し、アンパドゥもこの試合に出場した。ウクライナ戦争の影響で6月に延期されたスコットランド対ウクライナの勝者と欧州最後の出場権獲得を目指し対戦することになる。

大陸間プレーオフ – 2022年ワールドカップの最後の2つの出場権は、6月中旬に行われる大陸間プレーオフの一発勝負で決定される。1つは、オセアニア地域の優勝国であるニュージーランドは、CONCACAF地域で4位となったコスタリカと対戦する。もうひとつは、南米5位のペルーが、6月7日に行われるアジア最終予選のUAE対オーストラリア戦の勝者と対戦する。

本戦の抽選の仕組み

32チームは、最新のFIFAワールドランキングに基づいて4つのグループに分けられ、8つのグループリーグが決定する。抽選グループ1には、予選を1位突破した勝ち抜いた7チームと、グループAのトップシードが決定しているホスト国のカタールが入っている。

グループ4には、ワールドカップ出場を果たした最下位の5チームと、6月に決定する大陸間プレーオフの勝者および欧州最終予選の勝者が占める3つの順位が含まる。

抽選グループ1の国は別々のグループに入り、グループ2がそれに続くというように、シード順で抽選される。また、抽選は地域別となっているため、同じ大陸の国同士がグループステージで対戦することはない。ただし、ヨーロッパだけは例外で、2チームが同じグループに入る可能性がある。

抽選グループ1:カタール(開催国)、アルゼンチン、ベルギー、ブラジル、イングランド、フランス、ポルトガル、スペイン

抽選グループ2:クロアチア、デンマーク、ドイツ、メキシコ、オランダ、スイス、ウルグアイ、アメリカ

抽選グループ3:イラン、日本、モロッコ、ポーランド、セネガル、セルビア、韓国、チュニジア

抽選グループ4:カメルーン、カナダ、エクアドル、ガーナ、サウジアラビア、コスタリカ対ニュージーランドの勝者、UAE/オーストラリア対ペルーの勝者、ウェールズ対スコットランド/ウクライナの勝者