アウェーで行われたチャンピオンズリーグ・グループステージのマルメ戦で決勝ゴールを決めたハキム・ツィエクが、まだチェルシーで本領を発揮できていないと語った。

モロッコ代表のツィエクは後半にカラム・ハドソン=オドイからの低いクロスを押し込み、グループステージで貴重な勝ち点3をチームにもたらしたが、得点後すぐに絶妙なアシストを提供したチームメイトを称賛した。

「カラムとカイの良いコンビネーションから良いクロスが来たから、簡単に決めることができた」と語るツィエク。

ツィエクは、土曜日に行われたニューカッスル戦(3-0で勝利)と先週のカラバオカップのサウサンプトン戦でもメンバーに選ばれており、スウェーデンでの試合は3試合連続の先発出場となった。

しかし、彼は自分がまだトップフォームに達していないと感じている。特に今シーズンは、UEFAスーパーカップで得点した後に負った肩の怪我の影響で、その想いは強いだろう。

「ゴールやアシストでチームに貢献したい。自分には苦しい時期があった。怪我をして、そこから完全に回復できなかった。思うようにいかないときでも、一生懸命プレーした。いつも自分自身がピッチでできることに自信を持っていた。だから今もそう信じてピッチで結果を出そうとしているんだ。」

「プレシーズンは順調にスタートしたけど、怪我をしてしまい、今は再び自分のリズムを見つけようと努力してる。」

「自分に何ができるのか、自分のベストがどのレベルにあるかわかっているつもりだ。さっきも言ったように、怪我などで苦しい時期を過ごし、再び自分のリズムを見つけようとしている。そのためには努力しなければならないし、それが自分の毎日の仕事なんだ。」

また、27歳の彼は、マルメ相手に勝利するのがどれほど大変だったかを語り、チャンスを作ろうとするチェルシー相手に我慢強く守った相手を称賛した。

「難しい試合だった。彼らはブリッジでの第1戦のようなスペースを与えてくれなかった。サポーターに支えられてプレーしていて、チェルシーにとっては本当に難しいゲームだった。見た目ほど大きなトラブルにはならなかったけど、正直言ってかなり厳しかった。」

「彼らはお互いに接近してプレーし、すべてのスペースを閉じてしまうので、プレーしづらかった。特に彼らが良いプレーをしているときには、スペースを見つけてチャンスを作り出すことは本当に難しい。」

「まったく簡単ではなかった。最終ラインでスペースを見つけ、ラストパスを見つけるのが難しかった。最後に一度だけチャンスがあり、それをものにして試合を制することができたんだ。」