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カイ ハフェルツ

バイオグラフィ

チェルシーは2020年夏にカイ・ハフェルツと5年契約を結んだ。

バイエル・レバークーゼンで欧州サッカーにおいて若くしてトッププレーヤーとの評価を受けた攻撃的MFのハフェルツの加入は、RBライプツィヒから移籍したティモ・ヴェルナーに次いで2人目のドイツ代表選手の補強となり、ハキム・ツィエク、ベン・チルウェル、チアゴ・シウバと共に、新しいシーズンのランパード監督率いるチーム編成に大きく影響を与えるだろう。

ハフェルツはバイエル・レバークーゼンで頭角を現し、若くしてドイツ期待の星との評価を受け、ティモ・ヴェルナーが持っていた50試合、100試合最年少出場記録を塗り替えるなど、様々な記録を樹立した。

189cmと長身でスピードとテクニックに恵まれたハフェルツは、21歳という若さでオールラウンダーとしてチームの主軸となる。トップ下の攻撃的MFとして正確で鋭いパス、狭いスペースでのボールのキープ力、高い位置でのボール奪取力を特徴とし、キャリア初期は右サイドから得意の左足で切り込むプレーも見せた。

最近では得点能力の高さも見せつけ、2019/20シーズン後半はFW陣が怪我によって離脱した穴を埋め、ドイツではオールラウンドプレーヤーとの評価を受けている。

幼少期は祖父が経営していたアレマニア・マリアドルフ、そしてアレマニア・アーヘンに所属した。2010年に11歳でバイエル・レバークーゼンに入団し、2016年にはドイツU17 代表の最優秀選手に贈られるシルバー・フリッツ・ウォルター・メダルを受賞した。

同じ年にプロデビューを果たし、クラブの最年少デビュー記録を樹立し、大きな成長を見せた。このシーズン、チャンピオンズリーグのラウンド16対アトレティコ・マドリード戦が大会デビューとなったが、第2戦は高校の試験があったため欠場した。さらに3-3の引き分けに終わったヴォルクスブルク戦で初得点を挙げ、ブンデスリーガの最年少ゴール記録を塗り替えた。

2017/18シーズンにはチームのレギュラーに定着し、チームを5位にまで押し上げ、ヨーロッパリーグ出場権を獲得する。ピーター・ボス監督就任後、ウィングからトップ下にコンバートされ、その攻撃力をいかんなく発揮しブンデスリーガとヨーロッパリーグで合わせてキャリア最多の20得点を記録した。

2019/20シーズン序盤はより自由にプレーすることになったハフェルツは、高い位置でボールを奪い、ブンデスリーガで58回得点機会をつくった。これはチームトップの数字である。

ケヴィン・フォラントが怪我で離脱したシーズン後半、ハフェルツは彼に代わってCFを務め、10試合で9ゴール6アシストを記録した。

レバークーゼンでの活躍により代表に召集されたハフェルツは、まずU19代表でキャプテンとなり、その後2018年9月に行われたペルーとの親善試合でティモ・ヴェルナーに替わって代表デビューを果たした。そのちょうど一年後2-2の引き分けに終わったアルゼンチン戦で初ゴールを記録。出場試合数は7となっている。