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マテオ コヴァチッチ

バイオグラフィ

2019年7月、1年のローン移籍を経てチェルシーに完全移籍で加入。

クロアチア代表のコヴァチッチはセリエA(インテル)、ラ・リーガ(レアル・マドリッド)でコンスタントにプレー、チャンピオンズリーグでも経験豊富。チェルシーに加入する前の2018年のW杯では5試合に出場した。

コヴァチッチは素早いコンビネーションプレーを持ち味とするセントラルミッドフィルダー。持ち前のハードワークに加え、決定的なパスを出すなど優れたスキルを持つ。ピッチの中央だけでなく、サイドでのプレーも可能だ。

2018/19

チェルシーデビューはシーズン序盤のアーセナル戦。スタメンデビューはその次の試合、アウェイのニューカッスル戦となった。すぐさまマウリツィオ・サッリのスタイルに馴染むと、中盤3枚の左を務めた。 

エデン・アザールとのコンビネーションで攻撃を牽引。9月のリヴァプール戦ではアザールの先制点、ボクシングデイのワトフォード戦ではこれもアザールのチェルシー100点目をアシストした。

 ヨーロッパリーグでも15試合中10試合スタメン出場で優勝に貢献。途中出場ではさらに2試合でプレー。決勝のアーセナル戦でも印象的なプレーで4-1の勝利を支えた。

2019/20

チェルシー加入2年目のシーズン前半は、さらに勢いを増す。フランク・ランパード監督のもとレギュラーポジションを得てジョルジーニョと抜群のコンビネーションを発揮。

またチェルシーでは初めて、自身およそ3年ぶりとなるゴールもヴァレンシア戦で記録。エヴァートン相手にも敗れはしたものの、ゴールを決めている。

その2ゴールに加えて、11月下旬のマンチェスター・シティ戦、エンゴロ・カンテのゴールをお膳立てする見事なパス1本を含む3アシストを記録しており、シーズンが中断した時点では、チャンスメイクのカウントでウィリアンとメイソン・マウントに次ぐ位置につけていた。

2019/20シーズンを通して中盤のフォーメーションやメンバーは変わったが、コヴァチッチは誰とプレーしてもチームメイトとテレパシーとも思えるような素晴らしい連携をしていた。

チェルシーの背番号17番は、昨年のクリスマス、プレミアリーグでロンドンのライバルであるトッテナムを相手に乱闘寸前のアクシデントを起こしたが、大きな問題にはならなかった。一方で、3月のFAカップでリバプールに勝利した際、負傷でピッチを去った場面はランパードにとって大きな痛手に見えた

しかし、ロックダウンのおかげでコバチッチが欠場したのは1試合だけとなり、アキレス腱の問題から復帰したコバチッチは、公式戦が再開された6月の試合に、スターティングメンバーとして間に合い、アストンヴィラ戦での勝利に貢献した。

7月の初めに再び負傷し、数試合の欠場を余儀なくされたが、復帰してからはチェルシーでのベストパフォーマンスを披露している。彼は過去6試合全ての試合に出場し、プレミアリーグでの上位4位以内確保とFAカップ決勝進出に貢献した。ファン投票による2019/2020プレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選出されたことは説明する必要もないだろう。

チェルシー加入以前

若くしてその才能を発揮し、ディナモ・ザグレブのアカデミーに加入するとすぐにファーストチームへと昇格した。ファーストチーム初ゴールは16歳と198日で、これはクロアチアの1部リーグで最も若い記録だ。

ディナモ・ザグレブには2年半在籍し、ヨーロッパの舞台でも活躍。チャンピオンズリーグでは史上2番目に若い17歳でリヨン相手にゴールを決めている。

クロアチアでは2度にわたってリーグとカップ戦の2冠を経験すると、2013年1月にインテルへ加入。チャンピオンズリーグなどで活躍すると、ヨーロッパ中から注目を集める存在に。インテルではシーズン途中の加入ながらスターティングメンバーに定着し、クラブの若手最優秀選手賞を獲得した。

インテルでは100試合近くにわたって出場すると、2015年夏には21歳でレアル・マドリッドへ加入。

レアル・マドリッドでは過酷なスタメン争いを経験しながらも3シーズンで100試合以上に出場。チャンピオンズリーグでは加入したシーズンから3連覇を経験した。ラ・リーガ、スペイン国内杯でもタイトルを獲得している。

代表歴

2013年にクロアチア代表デビューしたコヴァチッチは、2014年にブラジルで開催されたワールドカップでは、各試合に先発出場した。

クロアチアが2018年のワールドカップ決勝に進出した際には5試合に出場し、決勝トーナメントでアルゼンチンに3-0で勝利した記念すべき試合では1ゴールを決めた。