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ヴィクター モーゼス

BIOGRAPHY

ヴィクター・モーゼスは2012年8月24日、ウィガン・アスレチックから加入。 

ウィガン最後の出場試合は、先週末のチェルシーが2-0で勝利をおさめたDWスタジアムでの一戦。その力強いパフォ―マンスで注目を集めていた。 

プレミアリーグで3シーズンのローン修行を積むと、アントニオ・コンテのもと2016/17シーズンはファーストチームに定着する。 

2017年、ボクシングデイのブライトン戦にて、モーゼスはチェルシー通算100試合出場を達成。

photo of マイルストーン マイルストーン

ナイジェリア代表も務めるモーゼスはクリスタルパレスのユースアカデミー出身、ファーストチームデビューは2007年の末。 

チャンピオンシップでパフォーマンスに磨きをかけたのち、クリスタルパレスの財政危機により行政管理下におかれると、2010年冬の移籍マーケット終盤でウィガンへと移籍。活躍の場をプレミアリーグへと移す。 

最終的にはクリスタルパレスでの58試合に続き、ウィガンでは74試合に出場。 

代表レベルでは、幼い頃からU21までイングランド代表経験があるものの、フル代表ではナイジェリアを選択、2012年2月のルワンダにてデビューを果たす。 

2012年8月、アトレティコとのUEFAスーパーカップでは出場機会なく、チームは4-1で敗れている。その後リーグ戦では、QPR戦、ストーク戦と途中出場でプレーしている。 

キャピタワンカップ、ウルヴズ戦でスタメンデビューを飾ると、ゴールも決めて6-0の勝利に貢献した。 

翌週には欧州大会デビューを飾り、ノアシェラン戦にスタメン出場で4-0の勝利に貢献。後半半ばでエデン・アザールと交代している。 

2012年10月最後のキャピタルワンカップ、マンチェスター・ユナイテッド戦では大活躍で5-4の勝利にチームを導くと、3日後のスウォンジー戦ではスタメン出場。勢いそのままにゴールを決めるも、終盤に追いつかれている。 

4日後のシャフタール・ドネツク戦では、ロスタイムの決勝点を決めて3-2の勝利にチームを導くヒーローに。その後、ヨーロッパリーグ準々決勝、ルビンカザン戦でもネットを揺らしている。 

Moses wheels away after heading a last-minute against Shakhtar Donetsk in 2012

FA杯3回戦では、サウサンプトン相手に重要なゴールを決め、モーゼスはネイションズカップのためアフリカへ。1994年以来となる優勝に貢献した。決勝ではブルキナファソ相手に、試合を決めるゴールにも絡んでいる。 

2013/14シーズンは序盤出番なし。ウィリアン、エトーの加入により、リヴァプールへローン移籍することが決まった。シーズンを9試合のスタメン出場、13試合の途中出場、2ゴールで終えている。 

2013/14シーズン終盤にはW杯に臨むナイジェリア代表に招集、本大会グループステージ突破に貢献した。 

Moses clears off the line in the 2014 World Cup

2014年8月16日にはストークへのローン移籍が発表。プレミアリーグ9位でのフィニッシュに貢献したものの、怪我に悩まされる時期も続いた。それでも23試合4ゴールの記録を残している。 

2015年9月1日、モーゼスはチェルシーと新たに4年契約にサインするとともに、2015/16シーズンはウェストハムへローン移籍することで合意した。 

マンチェスター・シティ戦ではゴールも決め、勝利に貢献。16試合のスタメン出場を含む26試合でプレー。ヨーロッパリーグ出場権獲得に加え、FA杯準々決勝進出も達成。5回戦ではブラックバーン相手にゴールも決めている。 

2016年夏にはそのパフォーマンスが評価され、アントニオ・コンテ新監督のもとローン修行ではなくクラブに残ることに。すると10月より、ウィングバックとしての起用に応える。右ウィングバックとして、チームの好調を支える立役者に。王者レスター相手にもゴールを決めるなど、レギュラーに定着した。 

王者レスターとの一戦ではゴールで勝利に貢献。ウィングバックとして、2016年11月のスパーズ戦では決勝点を記録した。攻守にわたる惜しみない働きぶりで、3-4-3で復調を続けるチームのキープレイヤーとなっている。 

Moses scores against Tottenham in November 2016

そして2017年3月頭、この好調ぶりが高く評価され、2021年までの契約延長にサインする運びとなった。 

モーゼスはプレミアリーグ38試合中34試合出場、29試合にスタメン出場し優勝に貢献。3ゴールを記録した。しかしFA杯決勝アーセナル戦ではイエローカード2枚で退場と、ほろ苦い幕切れとなっている。

数か月後、コミュニティーシールドで再びアーセナルと対戦。試合はPK戦の末に敗れたものの、モーゼスがこの試合で先制点を決めている。